『林業、木材産業』など4分野を特定技能へ追加(2024年3月29日閣議決定)

こんにちは、藤本です。

私は林業に外国人材がいっぱい入り、もっと活気の溢れる業界になってもらうことが密かな夢です
ここで言ってしまったから、「ひそかで」ではなくなってしまいましたね。
林業の外国人材活用が夢です!

もし一部の外国人材が自国に戻って、日本の林業技術を活用してもらえれば、衰退したアジアの森林はよみがえるではないでしょうか。
「日本の林業でアジアの森林がよみがえらせる」

最高の響きだ

『特定技能の受け入れ見込数と対象分野の追加が決定』(3月29日閣議決定、出入国在留管理局より)
大事な情報なので、わかりやすく概要を説明します。

目次

林業

概要

・特定技能1号として2024年~2028年の間に最大1,000人受け入れ
・特定技能1号になるために、林業技能測定試験合格と日本語能力試験N4以上が必要
・従事する業務は、育林や素材生産

現状

林業技能測定試験の内容が発表されていません。
どの国で受験できるのか、いつ受験できるのかで、日本企業の受け入れできる時期が決まります。
試験内容が決まってから、林業の希望者の試験対策が始まるので、最初は重点的なサポートが必要になります。

一部の林業会社では、すでに外国人材受け入れを考えており、なるべくスムーズにストレスなくスタートしたいところ。
私も関係先と連携しながら、情報をいち早くキャッチすべく用意をしています。

特定技能が解禁になっても、試験合格、雇用、在留資格認定、入国などを考えれば、求人から半年以上の時間がかかると思います。

興味のある会社は
気軽に気軽に連絡ください

ちなみに5年間で最大1,000人受け入れとなっていますが、私の予想では1,000人枠は早々に埋まり、追加増員になるのではないかと思っています。

〇花粉症対策
政府のスギ花粉症対策のひとつに「発生源対策」があります。
スギ人工林の減少と若返り、そして花粉の少ないスギ林づくり。
スギは植えてから20年程度は花粉をほとんど出しません。
伐採と花粉の少ない苗での再造林に向けて、政府は労働力確保・生産性向上に『外国人材の受け入れ拡大』という言葉を使っています。
国として林業における外国人材の活用と拡大を課題としているようです。

木材産業

概要

・2024年~2028年までに最大5,000人受け入れ
・特定技能1号になるために、木材産業特定技能1号測定試験合格と日本語能力試験N4以上が必要
・従事する業務は製材業、合板製造業等

現状

こちらもまだ、特定技能1号測定試験については情報が出ていません。
林業よりも受け入れがしやすい分野であり、こちらも外国人材活用を希望する企業は多いと思います。

試験内容、試験場所、スケジュールなど、情報を入手次第、公開していきますね。

将来への展望

今回新たに追加になった林業や木材産業は、まだ特定技能1号までしか認められていません。
しかしながら、将来的には特定技能2号まで拡充されると予想されます。
そうなれば、家族も呼べてずっと日本に住むことができるので、安心して地域の一員として生活できます。

安心して働ける日本にしましょう!

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この記事を書いた人

地元の皆様の声に耳を傾け、共に課題を解決し、未来へ繋ぐ森林環境を築いていきます。海外展開や外国人材の活用も積極的に支援し、新たなビジネスチャンスを共に見つけていきましょう。地域と環境を大切にしながら、皆様と共に成長していけることを心から願っています。

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